PV(ページビュー)とは
PVとは、Page View(ページビュー)の略で、サイト内のページが閲覧された回数を指すアクセスデータ解析の重要指標のひとつです。
閲覧数や表示回数と呼ばれることもあります。
よく間違われる指標として、UU(ユニークユーザー)や、セッション(訪問数)などがあります。
UUやセッションがサイトを利用する人数や回数を測る『集客』の指標なのに対して、PVはサイトを訪れた人がどのくらいページを見ているかを測る『行動』の指標です。
PVが多いほど、サイトのコンテンツが充実していて、ファン化しているユーザーが多いと言えるでしょう。
PV(ページビュー)の計算方法
PVはサイト内のページが閲覧されたタイミングでカウントされ、その総数を指す、アクセスデータ解析の最も一般的な指標です。
PV(ページビュー) = ページ総閲覧数(総表示回数)
たとえば、1人のユーザーが10ページを閲覧すればPVは10となりますし、2人のユーザーが5ページずつ閲覧してもPVは10となります。
ユーザー数 | 閲覧数/人 | PV数 | |
---|---|---|---|
A | 1人 | 10ページ | 10 |
B | 2人 | 5ページ | 10 |
PVはアクセス人数やアクセス回数とは関係なく、ページ(HTML)の読み込みが終わったタイミングでカウントされます。
ブラウザの更新ボタンや戻るボタンで、再度ページを表示させた際にもカウントされるので覚えておきましょう。
平均PV(平均閲覧数)とは
平均PVとは、1ユーザー(1アクセス)毎のPV数を指す数値です。
平均PVが多いほど、各ユーザーが多くのページを閲覧していることが分かり、サイトへの興味関心度が高いとも言えるでしょう。
『100PV』という数値では、100人が計100ページを閲覧しているかもしれませんし、10人がそれぞれ10ページを閲覧しているかもしれません。
アクセスデータ解析において、サイト全体のPV数よりもユーザー1人あたり(アクセス1回あたり)のPV数のほうが、多くの情報を語るケースも少なくありません。
自社サイトのアクセスデータを評価する際には、全体のPV数だけではなく、平均PV数からユーザーのファン化傾向を読み取る癖をつけておくと良いでしょう。
PV(ページビュー)を増やすには
PV数はサイト内の回遊性が向上することで増えていきます。
たとえば以下のような改善施策が代表的です。
- ページの下部に関連記事(関連商品)を表示させることで、ユーザーに別の記事(商品)にも興味をもってもらう
- サイトのナビゲーションメニューを見直し、ユーザーに様々な角度からページを探してもらう
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