Pasty(ペイスティ)とは、コピーした複数のURLをまとめてタブで開くためのGoogle Chromeの拡張機能です。
具体的には、以下のようなケースで素早く作業をおこないたい方には、ぜひ導入をおすすめします。
- エクセルやスプレッドシートなどのツールでURLの管理をしている
- クライアントや社内メンバーからメール・チャットワークなどでたくさんのURLが送られてくる
このケースに当てはまる方は、必ず一度は、URLを開くときにひとつひとつ開いていくのが面倒だと思ったことがあるでしょう。
今回は、たくさんのURLを一気に開ければ楽なのにな・・・と考えたことのあるあなたに、まとめてタブでURLを開ける拡張機能『Pasty』を紹介します。
もくじ
Pasty(ペイスティ)とは
Pasty(ペイスティ)とはクリップボードにコピーした複数のURLをまとめてタブで開くためのGoogle Chrome拡張機能です。
※クリップボードとは、『Ctrl + C』や右クリックメニューなどで対象をコピーした状態のことを指します。
エクセルやスプレッドシートで大量のサイト・ページのURLを管理している方は多いはずです。
仮に、そのなかから100個のURLを開いて、ひとつずつチェックしていく作業があなたにふられたとしましょう。
URLをひとつひとつクリックしてページを開いていくことに多くの時間を取られてしまうことはかんたんに想像できるはずです。
きっと、セルを飛ばしてしまい、チェックが漏れてしまうURLも出てくるでしょう。
Pastyをつかえば、100個すべてのURLをまとめてタブで開くことができるので、大幅な時間短縮とヒューマンエラーの防止が実現できます。
早速、Pastyの使い方を見ていきましょう。
Pasty(ペイスティ)の使い方
インストールの方法
ChromeウェブストアのPastyのダウンロードページからインストールします。
URLをコピーして、まとめて開く
以下のような表があったとしたら、全部のセルをまとめてコピーしましょう。
Pastyはコピーした要素のなかからURLだけを開いてくれるので、普通のテキストが混ざっていても問題ありません。
http://google.com/ | |
Gmail | http://gmail.com/ |
Google maps | http://maps.google.com/ |
拡張機能がインストールできていると、ブラウザの右上に緑色のアイコンが表示されるようになります。
URLがコピーされている状態でこのアイコンをクリックすればタブが一気に開きます。

コピーしたURLがまとめて開きました。

一緒に使うと便利なショートカットキー
あとは開いたタブをチェックしていくだけです。
応用ですが、クロームのショートカットキーを使うと、作業がはかどります。
Windows
開いている次のタブに移動する : Ctrl+Tab または Ctrl+PgDn
開いている前のタブに移動する : Ctrl+Shift+Tab または Ctrl+PgUp
Mac
開いている次のタブに移動する : ⌘+option+右矢印
開いている前のタブに移動する : ⌘+option+左矢印
拡張機能のレビュー
筆者はPastyを、制作したWEBサイトの全ページをスプレッドシートで管理し、表示エラーが起きていないかチェックするときに使用しています。
さすがに数100ページあるようなサイトを一気に開くと、ブラウザが固まってしまったりするケースもあるが、10~20ページくらいをまとめて開くときにはとても便利です。
※たまにコピーしているはずのURLが全て開かないことがあります。
拡張機能のバグなのかは分かりませんが、もう一度コピーし直してから実行すると正常に開いたりするので、根気強くお試しください。
実際にレビューで載っていたものから抜粋。
good bye Ctrl+V !
まとめ
今回は、複数のURLをまとめてタブで開くことができるGoogle Chromeの拡張機能『Pasty』を紹介してきました。
この拡張機能は、エクセルやスプレッドシート、EvernoteなどのツールでURLを管理している方、メールやチャットワークなどのコミュニケーションツールでURLのやり取りをされる方の『URLを開く』という作業を短時間で完了させるためのツールです。
今まで各URLをひとつひとつクリックしてページを開いていたものが、全コピー→Pastyのアイコンをクリックでまとめて開けるようになるのですから、効率的であることは間違いないでしょう。
上記のような作業で少しでも時間を取られている方は、今すぐダウンロードして試してみてくださいね。
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